2011年5月27日金曜日

「虚偽の報告」に関する呟き

某国の某経済大臣は、某巨大設備の某事故に関して、海水を使用した冷却作業に関して、報告が正しくなかったことを怒っている。
報告が正しくなかった原因は、とある「正しい作業」を「命令違反の上」、ある人物が行ったためのようである。恐らくではあるが、命令違反をしているので、報告することができなかったんではなかろうか。私もよく経験する話である。命令を変更してもらうのを待っていたら、致命的なことになるなんて際、致命傷よりは命令違反をする。良くある話だ。管理者というものはそういう判断をよく行う。
後日、独断専行を裁かれることもあるが、理性的な判断が出来る組織であれば、その際、当初の命令を発していた人間も両成敗とするところではある。今回は.....出来るわけが無いが。

さて、...
そのニュースを見ていて、私はある苦い思い出を思い起こす。
数年前のある社内プロジェクトにおいて起きたある小さな衝突についてだ。
結果からして、私はもともと仲の余り良くなかった某課長と決定的な溝を作り、とあるチームとの間で完全に敵対関係を構築するに至り、それは現在も継続している。

その衝突の原因も、とある報告が「正しくなかった」ことによって起きた。
つらつらと書いてみよう。

・そのプロジェクトは私が某拠点に導入した仕組みを、ある組織が別の拠点に導入するというものだった。私には声が最初の一回だけかかり、あとは自分でやるからいいですよと担当者から連絡が来ていた。
・一ヵ月後、導入拠点の管理者に、前回導入時に担当してもらった協力会社の方を紹介。

その後、連絡は途絶え....

・半年後、私が紹介した協力会社の方より、私宛に電話が来る。殆ど悲鳴に近い電話。
「仕様どおりの仕事をしたのにお金が入らず、毎日毎日仕様変更がくるんです。
そして、来週切替というアナウンスが来ているのに、XXXさん(→私)のサーバーとどう連携するかの指示すら出ていないんです。切り替えないと納品すら出来ないのに。」

・なにがおきているのかさっぱりわからず、拠点担当者に問い合わせる。
すると、相手は怒りまくっている。普段とても温厚な人なので、驚く。
「あなたの紹介してくれたシステム、なんかわけのわからん説明をされて、なんだか若いもんが作業しているみたいなんだけど、何やってんだよ!!あんた、ちゃんと仕切ってんのか?」
「ちょっと待った。私、その件、絡んでないよ?」
「え?あんたじゃないのか。じゃ、誰なんだよ!!!!あんた、とっととこっちに来て説明しろ!!」
ぐあっちゃん☆電話切られる。

....な、何が起きてる?

・速攻で、部長に相談する。とはいえ、なにがなんだかわからない。
部長より、拠点担当者に電話。

事情が判明してくる。

ある「業務改革チーム」が、私が導入した仕組みの複製版を使って、ある事業部で業務改革することを目論んだ。それが当初の「導入」の件だった。
その担当者は、拠点に乗り込み、私が紹介した協力会社の人へ、仕様詳細抜きで注文を発行、仕様は随時ということで作業に突入させた。金額がそれなりに大きかったので、協力会社の人は喜んで作業を始めたらしい。
そして、パイロットレビューを実施。
そこで目論見が外れ始める。
私の導入した仕組みは、生産計画系の簡易ツールだったのだが、ある「前提」をクリアした部門でしか使えないようになっていた。ある形式のBOMを維持できることが条件だった。多少、難点のある仕組みといえる。
その難点は当初段階で説明済だったのだが、「業務改革チーム」は軽視していたらしい。
そして、その事業部はその「前提」をクリアするための業務変更が困難な事情があった。
そのため、総すかんを喰らったのだ。

「業務改革チーム」は、各々のプロジェクトに「管理者」と「担当者者」を配置し、「GM(ジェネラルマネージャ)」に管理者から報告を行うというタスク管理をしている。(ようだ)

今回の「総すかん」を「担当者」は「管理者」に「問題ない」と報告し続けたのだ。
「管理者」はそれを信じ、「GM」に「順調」と報告していた。「GM」はそれを信じた。

・私は、拠点担当者に再度電話した。部長の電話が幸を奏し、すっかり期限が良くなっていて、矛先は「担当者」に向かっていた。
部長は私に命じた。
「明日、現地に飛んで、収拾して来なさい。海外出張中の「管理者」には私から説明しておくから。」

・私は現地に飛んで、「担当者」「拠点管理者」「拠点のキーマン」「協力会社」を集め、緊急会議。
来週の切替なんてムリということを合意させ、一ヶ月の開発延長を決め、現時点で協力会社への支払いを実行、延長部分の発注を実施、そして、仕様が明確でない限り協力会社と担当者間でずるずると先に進まないよう、拠点のキーマンに監査役を願い、事態の収拾を図った。
担当者は拗ねていたが、最後は了解して帰った。ただ、彼の態度がヘラヘラした感じに変わっていたのがとても気になってはいた。

・その二日後、私の所に激怒の電話が入る。

「管理者」からだった。
内容は以下のようなものだった。

何故、一ヶ月の延期などをするのだ。
私はこのプロジェクトを管理しており、先週末まで、なんら問題なく進めていたのだ。
あなたがこのプロジェクトを潰したのだ。
責任を取ってもらおう。
また、私の部下を故無く貶めたことの理由を聞かせてもらおうか。

・当然、喧嘩となる。

この後、周りの席にいた数人は、私の怒りの反論を聞き、「正直怖くなりましたよ」とまでいうようなことになる。数分の口論が続き、何も解決せず、終わる。
この件を私の「功績」とはしないことで、とりあえずの納得を得る。

アホか....という感じだった。そもそも功績などではない。何もしてないからね....。 

・部長に聞いた。
「「管理者」は了解していなかったんですか?」
「いや、了解していたとも。何故彼がそんなことを言うのかはわからないよ...。私も。」

一つ、私が失敗したと考えていることがある。
私は「管理者」に「担当者」がどのような報告をし、どのような了解を得ているのかを確認していない。私は現場が動き、プロジェクトが進み、協力会社が泣かなくて済むことを狙った「治療」をしただけなので、あとは各々の担当者がちゃんと対応すれば済むと考えていたのだ。
しかし、そもそも「担当者」はこのプロジェクトを既に失敗しているのだ。信用できる相手などではなかった。その上司も、同じ。そこを信用した私には明確な落ち度がある。

・一ヵ月後、そのプロジェクトは修正軌道を走り、仕組みは開始した。
そして、虚しいことに、その半年後、その仕組みは別の仕組みに置き換えられた。

「管理者」氏は、さらに大きなプロジェクトの担当者として栄転し、
「担当者」氏は、拠点に導入した実績を売り物に、別の事業部で改革チームの一員となっている。

私は、その「管理者」氏と多少関わる部隊の「一兵卒」として働く毎日を送っている。
当然会うことはあるが、会話らしい会話はしない。

これは、私の「失敗」なのである。一切後悔はしていないけどね。 



















2011年5月26日木曜日

と、ある帝国の、とある滅亡について


これは幻想と虚偽にまみれた帝国に関する、とある戯言である。


いつとも知れぬ、とある時代の、どことも知れぬ、ある帝国の話とだけ言おう。

帝国に僭主がいる。
僭主は無知であるがゆえに、禁断の技術「劫火」を軽視し、弄んだ。
結果、天が怒り地が揺らぎ、「劫火」は溶け落ち、地獄の口が開いた。
地獄の口から湧き出した瘴気は、人々を害せんと地に広がり始めた。
溶け落ちた「劫火」はアスラの呪いにより再び燃え上がろうとしている。
アスラは謳う「街よ焼けよ、城よ熔けよ、地を貫く炎の槍よ産まれ出でよ」

僭主は驚き、「劫火」の技官を元老院に呼び、対策を問うこととした。
技官は、「劫火」を抑えるには、海洋神オケアノスの助けを求めるべきであると答えた。
オケアノスであれば、「劫火」をとりあえず鎮めることができる。
その後、「劫火」を夜の神ニュクスに託し、封じ込めるのだ...

僭主が問う「お前の言う手段を講じたとして、危機の訪れる可能性はあるのか」
技官が答える「限りなくゼロに近いが、ゼロではない」
補佐官が元老院に問う「技官の答はゼロではないである。」
元老院が答える「諾。技官はゼロではないと答えた。書記官は記録せよ。」
書記官、記録する。
補佐官が問う「回答は得られた。危機はゼロではない。わが主よ、危機は有りや無しや」
僭主が宣する「これは明白な危機である。その手段は封じる。他の策を選択せよ」

技官が応ずる「それは誤りだ。この策が現時点の最上の策だ」

補佐官が封じる「お前は言った、危機はあると。
元老院は聞いた、危機はあると。
書記官は書いた、危機はあると。
わが主は信じた、危機はあると。
これほど明白な危機があるというのに、その策を使えというお前は何者だ?」

技官無言

補佐官が宣する「わが主よ、次の指示を願います」
僭主が高らかに謳う「危機は訪れた。政治の季節が来た。
国家の威信が問われている。
不細工なまでに崩れた臣民の信頼を取り戻すときがきた。

私は宣言する。
  技官よ、私が全てを差配する。私の指示に従え。
  お前の不完全な策を私は採らない。私の知能が生み出す策に従え。

  知っているか、私は学んだのだよ。
書籍を読み、噂を聞き、「劫火」とはいかなるものかを学んだのだよ。
噂ほど正しい知識は無い。私は今や専門家だ。
信じたまえ。私は正しいのだと、私の勘と経験が告げているよ。
よって、私の指示に従え、技官よ。

お前に失敗は許されない。いや、許さない。
私の策によって、私の名の元に、お前は成功しなくてはならない。」
技官蒼ざめたまま退場
溶暗


勿論、これはフィクションであり、某島国のドタバタとは関係が無いものと思われる。

ここに現れた僭主は、理解力の欠如、知性の不足を曝け出している。
とはいえ、某国の宰相とは違い、みかけは力強いリーダシップを見せているようだ。
しかし、某国の宰相と同じく、聞くべき事を聞かず、理解すべきことを理解しない。
そして、側近には、追従の輩を配置し、牙を抜いた諮問会議でアリバイを用意しているあたりも、デジャブである。

技官の無力さもまた然り。
技官は誠実に答えたつもりである。ゼロに近いと。つまり危険性は殆ど無い。
科学にゼロはありえない。よってゼロではないとも加えた。科学的良心の賜物だ。
しかし、彼の心には良心と名を変えた逃げの意識が根付いてもいる。
何故ならば、彼は僭主が求めているのが、そのような回答ではないことを知っていたからだ。
僭主は YES / NO だけを求めていたのだ。
本来、その要求は理性的なものではない。
戦争の開始直前、「勝てるか」と聞いたときに「勝てない」と答えることに意味が無いように、
既に進んでいる重大危機を乗り越えるための対策に「危険のあるなし」を求めることに意味は少ない。
僭主からすれば、技官は、戦争前の吉凶占いと同じく「成功します」と答えればよかったのだ。
もはや理性ではない。信仰に近い。不安のかけらも無い幻想を手に入れたかっただけなのだ。
技官はそれを知りつつ、理想に逃げた。結果、彼の提案を僭主は受け入れなかった。

補佐官は僭主の心を知っている。
僭主は YES を求めている。よって、YESになる選択肢を求めた。
彼は単純なYES-MANではない。僭主の心の中にYESになる選択肢が無くても、YESを紡ぎ出す力がある。
丁度良い製造機械があるではないか。元老院だ...。
議論すれど永久に回答を産むことのない装置である無力極まりない元老院に、
YESを作らせればよいではないか。

元老院はYES-MANに問いかけられることで、YESを生産する。
僭主の望むがままに議論を生み出す。
結果など読むに耐えずともかまわない。
僭主の心に沿えばよい。
元老院の存在価値はそこにあるのだから。

この結果、僭主も幻想の先に踏み出す勇気を得る。


僭主の命令によって、技官たちの「劫火」への対応が進んだ。
瘴気の中を戦士たちは突き進み、熱鬼、蒸鬼、を退治していった。
しかし、退治しても退治しても瘴気は留まることを知らず、街を襲い、食物を汚染した。
臣民の怨嗟の声は高まり、選帝侯たちは僭主を引き摺り下ろすための工作を始めた。

戦士たちの中にひときわ目立つ男がいた。彼は「劫火」を管理していた高等技官だった。
彼は、本部から齎される多くの誤った指示に怒り、独自の解決策を求め、僅かな仲間と共に「劫火」の城に拠って戦い続けていた。
そして、独断にて、オケアノスの封印を解き、「劫火」の冷却を図る。「あの」技官の提言を実行したのだ。
それが後になって、彼自身の悲劇につながるだろうことを予感しつつ、である。
途中、オケアノスの放った力が溢れ「劫火」を守る城壁が破砕され、慌てた僭主が中止を命ずるも、
戦士たちは封印を解いたままにして、「劫火」と戦い続けた。
結果、「劫火」は冷却に向かう。
多くの戦士たちの屍を作りながら。
多大に悲惨な状況になりつつも、「劫火」は鎮火しつつあった。
僭主も、戦士たちが命令を聞かなかったことは不快に思いつつも、結果は認めるに至る。
アスラは退却していないまでも、破滅をもたらす力を喪ったかに見える。


仮初の成功を受けて僭主の傲慢は高まり、臣民の蔑視を受けて技官たちはさらに自信を喪う。

技官たちの内部的な分裂が起き出した。これは以前からあったことなのだが、複雑に絡み始めた。
技術軸の対立。
「劫火」を推進させるべきか、制御できる範囲内で使うべきか、タルタロスの彼方へ葬り去るべきか。
「劫火」が機能できていない間に何をすべきか。
国威の発揚を抑え節約すべきか、「劫火」の代わりとなる「陽炎」技術に踏み込むべきか、 
いや、隣国「中つ国」「北海国」から供給を仰ぐのか、....新たな「劫火」の建設に踏み切るのか。
陽炎技術は劫火ほどの危険性は無いが、高価であり、希少金属に頼りすぎであり、何より、小規模に過ぎ、天候に左右される。
賢者達は懸念するが、僭主を憚り意見を言うことはない。

政治軸の対立もある。
僭主とその周りにいる官僚群に癒着した従来路線でいいのか、独自の発言力を持ち死を覚悟した路線に踏み出すのか。
独自の発言力をもったところで、僭主に伝わるまでに、その意見は捻じ曲げられ、骨抜きにされ、寄生虫たちに利用されるのみだ。
僭主に伝わった所で、僭主自体に理解力があるかどうかも疑わしい。


.....。

僭主は叫んでいる。
「陽炎を帝国に広げるのだ」
「帝国内の劫火は一度停止だ!」
「劫火とて否定するものではない。安全ならば使おう」
「南蛮渡来の瘴気除去技術を帝国が導入した!臣民は負担せよ!!」
「耐えよ、負担せよ、帝国は臣民の忠誠心を求める!」
「未来は私の発想によって生み出されるのだ!!」
「諸国皇帝会議では我が帝国の復興が近いことを訴える所存である!」

「帝国の未来は、臣民の忠誠心、つまり、納税によって創り出される。
臣民よ、耐えよ、耐えよ、耐えよ!!」


さて、日は移ろい、茶坊主たちが蠢き出す。
茶坊主「我が主よ、神の如き偉大なる御方よ、御忘れか、貴方に謀反された戦士がいたことを」
僭主「ああ。しかし、別に気にすることも無いではないか」
茶坊主「いや、一事を許すは万事の崩れに繋がるというもの。処断するにこしたことが無い。
アスラの危険も減ったことではあるし。」
補佐官「選帝侯たちの動きも気になる所です。」
僭主「ふむ。では処断するが良い。」

翌日、戦士は従容として罰を受けた。

晒された首を見て二つの影が会話する。
「わしとて神。別にこの国を滅ぼしたくて滅ぼすのではないぞ。
お主が余計なことをするから、あたら忠義の戦士が死ぬ。
地獄の口を封じていた最大の力を、わざわざ取り除きよる。
そんな馬鹿ども、一度滅ぼすにしくはないと考えるのだが、
まだ余計な手出しをするかえ?」
「ふん。もはやわしの力など、奴らは求めないだろうさ。
塩混じりの水など、いらんとのことだからな。」
「では、オケアノスよ、見ているがよい。この帝国に新たな災厄を齎そうかと思うのだ」
「アスラよ、戦士に免じて劫火だけは手をつけないで置いてもらえるか」
「ふむ。そうかえ。では、手出しはやめようぞ。しかし、彼らが勝手にすることまでは止めはせぬ。」
「.....なるほど。アスラよ、人が悪いの」
「わしは人に非ず、神である。祟り神である。」


汚染水を巡る南蛮国との取引が巨額になり、資金繰りを悪化させた。
財務官達の施策が破綻し、彼らは臣民たちに更なる負担を求める。「復興税だ!」
新たな税は景気の悪化を呼び起こす。
さらに、劫火を失った帝国は生産力も輸送力も失い国力を低下させていく。
国力の低下は国軍の弱体化を生む。
僭主は低下した戦力を補うため臣民から成人男子を徴発し国粋思想を植え付ける。
精強な軍隊が出来あがった。
皮肉にも、それは怒れる臣民に戦うことを思い出させ、都市と辺地における反乱に繋がった。
僭主が送り込んだ精強な鎮圧部隊が市民を虐殺するに至り、諸国皇帝会議は僭主を暴君と認定するに至る。
帝国は内と外に敵を抱え、さらに増大した負担は、臣民を更なる困窮へと向かわせた。

疲れ果てた臣民は、劫火を放置して去るに至る。
劫火は冷え始めてはいたが、その炎は止まったわけではない。
相変わらず、数千度の炎が、燃え続けていた。
吹き上がる蒸気、溢れ出る汚水...。
驚いた僭主が軍を送り込むも、技術の無い軍は手を拱いているばかりだ。
そして、数日後、劫火の底から地獄の蓋が開き、無数の魔物と夥しい量の瘴気が溢れ出て、
島々を覆い隠し、全てを飲み込み、帝国は滅び去ったのであった。

2011年5月25日水曜日

このところツイッターばっかり。ちょっとだけ書き込んどこう。

2010年4月20日火曜日

北方南北朝そうなめ

元気のないときに読む本は決まっている。
北方さんの南北朝物だ。
こういうときに読む本は、司馬遼太郎でもいけないし、池波正太郎でもだめ。
SFだったら....何個かあるが、歴史ものなら、南北朝に限る。三国志や楊家将もちょっと違う。

道誉なり、武王の門、破軍の星、悪党の裔...
※楠正成だけは元気が出ないのでダメ

これらの本は、まず大学生が読むべきだ。そして、30歳過ぎが読むべきで、さらには40を越してから読むがいいと思う。
(デュマなんぞもそうかもしれない。コドモは読んでもいいが、コドモの読み方ではわからんものはわからんのだ)

決して、応援歌でもなく、ハッピーエンドですらなく、お涙頂戴ですらない。
絶望に満ちた小説とすら読める。ほぼみな、夢を絶望的なまでに失う男たちの物語だ。
が、同時に夢を絶望的なまでに持ち続ける男たちの物語でもある。
戦う。そして戦う。

元気になれるかなと、いや、元気かどうかはともかく、立ち直らねば。

2010年4月16日金曜日

おちこんだ

今日はいろいろと落ち込むことの多い日でした。
はあ...

仕事のミスはないし、トラブルのあったわけでもないし、家庭的な話題での問題もなし。
単に、自分の仕事上の存在価値の無さをつきつけられたという日でした。
ま、そういうこともある。

ただ、まあ、なんというか、
多機能を売りにしているレンジがあったとして、
そのレンジに対して、明日から洗濯機として働いてくれと言われたとしたら。
その仕事には、お届けガスト君がやってくるからね、
いや、料理なんてもうしないから、君の仕事には先が無いから、と。

いや、
え?多機能レンジ?
君ってそうだったの????

といった会話をしましたとさ。
なまじ信頼いていた相手だったので、そして自分の命脈をにぎる位置にいる相手だったから、正直、今日は落ち込んでしまった。まだ落ち込んでいる。
たぶん週末は元気になって、でも月曜日はまた落ち込んでいるだろう。

まあ、低脳といわれたわけではない。
自分がまったく評価していないジャンルの自分に関しては、買ってくれているらしい、ということもわかった。
そこで自分は能力など発揮したことは無いのだが、どうやらそう見えているらしい。

というか、恐らくは世辞なのだろう。
当たり障りが無く、普通ならだれでも喜ぶ内容をリップサービスとして言ったのだ。
上司のさらに上から世辞など言われる私は何なのかと思うが、その世辞が皮肉にしか聞こえない私の耳がおかしいだけか。

なぜ私が憤慨して立ち去ったのかを理解はしないに違いないし、恐らく些事と考えるだろうこともわかる。そうしたこともふまえ、私はどうやらオトナではなかったし、さらにいえば、若くすらないのだなと。反省というより、やはりただただ薄ら寒さを感じている。

さて、どうしたものか。
私は自分の身の振りを考えなくてはいけないようだ。
何の仕事をしようか。
私が目指してきた、万能レンジはもはや不要らしい。
困ったことに求められている機能は、今まで得たスキルとはまったく違うスキルであり、いや、スキルすら要らない仕事だとも言える。
私に求められているのは、チームの部品として、それも標準部品として働くことだ。

求められるだけマシということか。
いつかは来るはずのことなのだから、首にならんだけマシということだ。

でも、さて、どうしよう。
本当にね。前向きになれるまで少しだけ時間が必要だろう。
我ながら、こんなことで弱気になるとは。

2010年4月15日木曜日

子供を持つ親として、また、子供を育て終わった親からの意見からして...

子供手当てに関しては、アホくさいのでこれ以上コメントをしたくはないが、そのうち師走の申告時期になると「47子討ち入り」って申請所にあふれかえったりする事態が発生したりしないかと、ワクワクしながらやっぱり暗澹とした気分。

つらつら考えたが、税法と運用方法を変えなくてはならん時期が来たのだなと思う。
税法というのは消費税であり、運用方法というのは税控除である。

例えば
・消費税は15%に上げる (ひーーーっ)(笑)
・所得税は現状を維持する(鬼か!!!)
としておき
・ただし、支払った消費税は全額税額控除する
・この控除の結果で、マイナスになったとしても、さすがにそれは還付しません

つまりだ、「所得を消費しなかったら残りは課税するのだ」という考え方。

計算してみよう
所得200万円で税額15%とする。30万円が国に搾り取られる。
最初から、使用できる金額は 170万円だ。そこに消費税がかかる。5%。
よって、ホントの使用できる額は 161万円。


が、160万円の消費をし、24万円を所得税として支払い、16万円を残したとする。
その場合、所得税は6万円(30万円-24万円)になる。10万円が残る。

そしてややこしいことだが、国は「安定収入」を得る。
実際、所得税は払えない人が多いのだから。

多くの収入をし、消費に向かわず投機にうつつを抜かしていると、所得税がかかるというわけだ。
かといって、消費しすぎても還付はないので制約もある。

10分で考えたジャストアイディアだ。
ま、疎漏は山ほどあろうが、要はいまのままじゃダメってこと。いかが?

2010年4月12日月曜日

カエサルを撃て 再読

再読。まだ半分。

しっかし、カエサルっておっさんだったのだよねと再認識。
部下たちに「このハゲ親父に近づくな、娘がやられちゃうぞ」
って歌われながらローマ入場したりするオヤジだったんだよな。

そのオヤジと、ガリアの跳ね上がり青年王の対決を描く小説。
まったくもって、女性には薦められんが、おもしろい。
明日には読み終わろうと思う。